last sheep

え、大晦日?
うん、おおみそか。

そんな感じでひつじ年が終わりそうです。
今日は朝から溜まってたお洗濯物を干して、ようやくクリスマスツリーをしまいこみ、柔軟剤入りのお湯で絞った雑巾でお掃除して(埃がつきにくくなるとか)、先々週末に買ったハーブの苗をやっと植え替えて、なんとかひといき。
夜は、大量に作ったお雑煮のおすそわけを持って、親戚のひいおばあちゃんのお家へ。明日食べてねと言いながら、江戸っ子の母に教わったお雑煮はなぜか関西の白味噌仕立てで、母方の祖母の出が京都だからって聞いた気がするけど、父方は元々山口だからそっちに倣っただけだったかな、とかぼんやりとしたルーツを思い、何にしてもこの関東の片田舎が地元のひいおばあちゃんの口に合うのか少し心配になった帰り道。スタバのイケメン店員さんに、良いお年を、と言われ、上機嫌のまま「よいおとしを」と返して帰り着きました。お風呂と炬燵の至高ぷりったらない。

今年は思ったほど辛くなかった…と言うと嘘になるけど、いろんなひとにそっとしあわせを与えてもらったような、そんな気がします。そっと、だけど、ものすごく力強いひかりを。だから、山あり谷あり、浮かんだり溺れたり、それでも歩き続けることができました。
強すぎるひかりで、いっときは銀河系の遥か彼方で迷子になって途方にくれたこともあったけど、わたしを連れ戻してくれたのもやっぱりひかりでした。いつも見守っていてくれてありがとう。来年は少しずつでも返していけたらいいなと思います。
そして何よりも、待っていてくれたひとのやさしさが痛いくらいに沁みました。ごめん。ありがとう。そんな言葉くらいしか出てこないのがもどかしいくらい。いろんな思いが渦巻いて、でもそれ以上に、今こうしてここに一緒に生きていられることがしあわせです。だから、来年もまた、一歩ずつ確かめ合って進んでいきたい。そんな所存であります。

いつの間にか、行く年来る年が始まっていました。きっと新年もこのまま、そっと、でも確実に始まっていくんだろうなと思います。
関わっていただいたすべての人に、感謝と、ふたたびのよろしくを。
わたしはまた、しあわせなままで生きていきます。
今日を、大切に。

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